革命国家が勝利に向かって前進する玉川上水のブログ

駿河南海軍工廠の後継。近現代史小説を中心に掲載。

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 ドイツ版「スターリングラード」がついにDVDでリリースされました。

 映画でスターリングラードというと、あのハリウッド版の
「まるで、ゴミカスのようだ」
 とファンを唸らせた例のやつしか市場に出回っていなかったので、
 これを機に、こちらのドイツ版も有名になればいいですね。
 実は希少すぎて、まだ私も観てない……。

 それはともかく、早速、紹介文を読み上げてみましょうね。



<引用>
 マイナス50度の極寒の中、寒さとに苛まれる絶望的な戦いの末、
 ドイツ軍、ロシア軍あわせ約100万人が死亡し、生還したドイツ軍はわずか6千人。

 そんな人類史上最大の激戦地を舞台に、
 戦争の理不尽に翻弄される兵士たちの苦悩と苛酷な生き様を、
 リアルな迫真映像で描出。

 歴史の闇に葬られた真実を映す壮大な戦争スペクタクルと同時に、
 戦争の悲劇や反戦を越えて観る者の魂を揺さぶる、20世紀最後の黙示録である。
</引用>


 リアルすぎだった。


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 ……やっと出ますか、これ。



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 多くの前衛的映像表現に挑み、日本は勿論、海外の映画監督にも多大な影響を与え、
「世界のクロサワ」
 と日本人から呼ばれる黒澤明。
 今年、二〇〇八年はその没後十年の節目の年にあたる。

 しかし実際には、そもそも堅気で地道にやっていらっしゃる方々は、黒澤映画など滅多に見ることは無いのではなかろうか?

 いやそうに違いない。
 そうでなかったら、畏れ多くも畏くも、あの偉大な三船敏郎閣下の「椿三十郎」を、織田裕二如きの青二才の主演で映画化など、とても考えられない。ええもうこれは、たとえ天と地がさかさまになり、太陽が爆発しても、まったく完全に、到底、絶対ありえない話ですよ。

 というわけで私はここに、黒澤映画を一本も観ていない人々にも、黒澤映画の何たるか、黒澤の何が凄いかを、単刀直入に説き、皆さんにお伝えしたいと思う。
 ちなみに一分は、もうとっくに過ぎてしまったので、これからはゆっくりやっていきたいと思う。



1.妥協を許さない厳しい演出

 黒澤を語る上で、絶対に欠かせないものがこれです。
 黒澤監督はエキストラの一人一人から、舞台セットの細々とした部分まで、それはもう徹底的にリアルに作り上げていく。
 その徹底振りというのは本当に鬼気迫るものがあり、日米合作の戦争映画「トラ・トラ・トラ!」では、

 
「まずは山本五十六の登舷式から始める。おい、ここに原寸大の戦艦『長門』を造れ!」

 そうして巨費を投じて造らせた戦艦「長門」のセットは、最初の数分以外殆ど登場しなかった。そして黒澤は監督を降ろされた。
(因みに後任は後に『二百三高地』の監督になる舛田利雄さん)



2.鋭い映像感覚

 黒澤映画の真髄は、まさにその視覚効果にこそある。というかそれだけしかない。
 黒澤が映画を撮るとき、彼は美しい映像をフィルムに残す以外のことは考えない。従ってもし黒澤が「トラ・トラ・トラ!」の監督を続けていれば、

 
「なんだこの真珠湾攻撃は! 迫力が全然足りていない。おい、ここは嵐にしろ!」

 雷が天をつらぬき、豪雨が暴風とともに荒れ狂う、凄まじい大海戦になったであろうことは想像に難くない。だいたいにして、一国がその命運を賭した斬り込み作戦だというのに、舞台が穏やかな日曜日というのはどういう料簡なのか。黒澤は絶対に納得しない。



 3.骨太のヒューマニズム

 黒澤映画のストーリーは、話のテンポが物凄く緩慢で、しかも長く、正直言って退くt……いや違う! これがリアリズムなのだ!
 如何に戦国時代の将軍や、殺伐として血の気の多い浪人者と言ったって、そうそう毎日が斬った張ったであるはずはない。彼らには彼らなりの生活があり、事情があるのです。そこで黒澤が監督を続けていれば、黒澤はかならず、

 
「山本五十六といえば、ギャンブル三昧だ!」

 そして「トラ・トラ・トラ!」は、山村聰演じる山本五十六が、司令部幕僚を相手に延々とマージャンに明け暮れる映画と化し、連日連夜度重なる勝負の中で、最初は確執のあった新参謀長の宇垣少将とも打ち解け、やがて巨大な敵・アメリカに一丸となって立ち向かう美しい友情劇が――




 それより俺はこの夜中に、いったい何を書いているのか……。





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 金曜ロードショーでやってたので観ました。
 土曜だけど。

五秒でわかるタイタニック-youtube
 

 ほかの誰を置いても、やはりキャメロンと黒澤は別格だなぁ。


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 毎週、映画を何本か借りてきて、それを観るのが習慣である。
 プラモをやらなくなってから数年が経ち、またゲームにも、以前ほどの興奮を感じなくなった今では、映画は数少ない娯楽のひとつである。まるで大正時代の人間みたいな暮らしだが、本当だ。(でもエースコンバットの続編は楽しみなんです)

 でまぁ、映画の感想というカテゴリイがこの日記にもあるわけだが、暫く使わなかったのは、ずっと眠 狂四郎シリーズを観ておったためで、これはもう圧倒されすぎて、ただ美辞麗句を並べる以外なく、それでは読者はまったく面白くなかろうと思ったからである。
 伊豆さんが執拗に勧めるから借りたのだが、この時代劇は本当に凄い。
 町民文化が華やかに栄え、きらびやかな江戸の町が広がる一方、すこし街を外れたところにはいきなりスラムがあり、人々はぼろきれを纏い、言葉さえ満足には話せず、奴隷のように使役されている。栄華を極める江戸の影で、物乞いはうつろな目を空に向け、没落した武家の妻が身体を売る。そんな江戸の姿を、嫌味なく描き、何事もない「江戸の日常風景の一部」として、違和感なく撮っている。
 なんのことはない。これは時代が江戸時代なだけで、「東京」そのものである。

 一九六〇年代の東京といえば、私は生まれていないから見たことは当然ないが、聞くところによれば、都心や住宅地が戦争など忘れたかのように急速に開発され、どんどん新しくなっていく一方で、すこし外れた場所に入れば、B-29の爆撃で破壊された焼け跡が未だに残り、子供たちはその鉄くずやら何やらを集めて売り、小遣いにしていたそうな。

 ――前振りが長くなった。ここからが本題である。
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